青嶋の先生日記

40代中学校教員のつぶやき

教員の車の購入について

先日、自家用車を16年ぶりに買った。

 

私の父が大手の自動車メーカーに勤めていたこともあり、その縛りをもろに受けていた。

そして現在の車に関しても親戚から譲り受け、10年乗った。そして、うちの父も病で他界したことにより、自動車メーカーの縛りがなくなった。

 

よって自分の力で車を選びをすることはほぼ初となった。

 

はっきり言って車に興味はほとんどなく「乗れればよい派」である。

 

YouTubeで下調べをしたら、高騰していた中古車が暴落していることが分かった。

そこで私が選んだのは

 

ホンダのヴェゼルの旧型(令和2年)

 

である。

 

新型も魅力的であるが、やはり新いモデルだけに一気に値段が上がる。

 

こだわりのない私にとって旧型でも十分に満足できる仕様であった。

2.2万キロのものを購入しようと考えた。

 

あとは買い方である。

 

中古車販売から提案されたローンは金利3.9%である。

「ディーラーよりも金利が低い」とすすめられた。

そして案の定「ローンを組んでくれたらお値引きしますよ」と言ってきた。

 

しかし、私はこの方のYouTubeをたくさん視聴して臨んだので、中古車のマイカーローンには慎重であった。

www.youtube.com

 

この忖度無しの車屋社長の中野優作さんの動画は本当に勉強になるし、業界の闇にメスを入れつつ、購入者の方に満足してもらう買い方を追求されている方で、車の購入以外でも非常に参考になる動画が多い。

 

 

私は公務員。

 

この「強い属性」をフル活用するしかないと考えた。

 

色々調べた結果、銀行ローンより安い

 

公立学校共済組合 金利1.32%を選択することに。

 

計算すると中古車販売のローンと比べると総支払が約40万変わってくることに驚いた。

 

しかし、しかし

 

公立学校共済組合に申請してもお金の入金が翌月末頃

 

であることが分かった。

 

その旨を中古車販売さんに話すと、

 

「法律上(会社の規約?)そこまで入金を待つことはできない。だから初めに10年ローンを組んで13ヶ月後にその現金で一括返済してください」

 

そして

 

「特別に金利を3.9%→2.9%にしますから」

 

と言われた。

 

うーん、銀行ローンにしようかな・・けど中古車屋さんも頑張ってくれているから2.9%でもいいかな・・どうせ13ヶ月借りるだけだし・・・

 

そう決めかけていた時に、最後に「13ヶ月からの解約」について調べてみた。

 

そうすると(難しい内容なので概要だけ話すと)

 

 

「78分法計算式」を用いて算出した額に一括返済手数料30%を乗せて請求になる。

 

今すぐ一括返済したとして多くの利息を払わなければならない

 

ということが分かった。

 

この説明が全くなされないことに、営業マンの信頼を失ってしまった。

けどこれが営業という仕事なんだと思う・・・。

悪意を持っている訳ではないし、利益を得るということはそういうことなのですね。

 

結論から言えば、親がお金を無利子で貸してくれるとのことだったので、どこの金融機関にもお世話になることはなかった。

 

しかし、1つの選択の誤りで総支払額が何十万も変わってくるということが分かった。

 

やはり、知識は大事だし、知識がなければ搾取される。

 

特に公務員は注意した方がいいかもしれない。

 

車の購入を通してローンの仕組みがよくわかり、勉強になったGWであった。